家づくりの段階からネコとの暮らしを考えよう


ペットとの暮らしは様々な豊かさをくれる

これまでペットと暮らしたことがある方は、ペットとの暮らしがもたらすものについて実感していることが多いでしょう。さみしさを癒してくれたり、喜びをもたらしてくれたりするものです。お子さんの場合には特によい影響を受けることが多いのではないでしょうか。今はまだペットを飼う予定がなくても、将来的に飼うことになるかもしれません。その時にスムーズに受け入れられるように、家づくりをする際にはペットとの暮らしがしやすい形にしていくなどの工夫も考えてみましょう。

掃除のしやすさが重要

ペットを飼う場合には、とにかく掃除が大変な問題となってきます。犬や猫など一般的なペットの場合は特に毛が抜けやすく、その掃除が必要になりますし、糞尿などでの汚れも避けられないことが多いので、掃除がしやすい家にしておくことでペットとの暮らしのストレスが減ることになります。床材などにこだわって選ぶことももちろんですが、部屋全体のつくりや配置などで掃除がしやすいかどうかもチェックしておきたいポイントです。

ネコだからこその配慮も

ネコとの暮らしについて考える場合には、その特性も考えて配慮していくことが大切です。猫は高いところに移動することも多いので、猫が登れるキャットタワーなどを設置することも考えておくとよいでしょう。猫が部屋を移動するときの出入り口なども考えておくとよいかもしれません。仕事のものなどどうしてもネコに触れられたくないものは入れない部屋に配置することなども大切です。壁なども傷つけられる恐れがあるので、傷つきにくいものにするなどの工夫もできるでしょう。

 1903年にイギリス留学を終えた夏目漱石は、帰国してから3年間東京都文京区に居住しました。そこは代表作「吾輩は猫である」が執筆された場所で、作品の舞台にもなっているため、猫の家という愛称で知られています。